Close Up and Private for Costume National
Artist’s Take on Costume National AW 11-12 Collection
「It’s all about the details(すべてはディテールについてさ)」セルゲイ・スヴィタチェンコはそう言って、わたしたちに微笑んだ。コスチューム・ナ
ショナル秋冬コレクションを彼独特のスタイルでアレンジする作業中のひとこまだ。今回 Conscious のゲストにスヴィタチェンコを選んだのは、まさ
にこの、彼のディテールへの愛情ゆえのことだった。セルゲイ・スヴィタチェンコはディテールに強くこだわりながら、どこまでも個性的かつ信じら
れないほどクラシックかつミニマルな作品を産みだすアーティストなのだ。今回のアレンジのインスピレーションの源はビートルズ。より具体的に
は、ビートルズが1965年にイタリアに滞在した時のいくつかのシーンがベースとなっている。彼のブログ Close Up and Private でもしばしば見られる
ように、スヴィタチェンコはこのプロジェクトで得意な3つのテクニックのうちの2つ、写真とコラージュをミックスしている(3つ目はドローイン
グ。絵画作品はセルゲイ・ニルセンの芸名で発表されることが多い)。そしてここに、コレクションへのまったく斬新な視線が誕生した。「彼の仕事
には驚かされました」エンニョ・カパサはそう言っている。「セルゲイの作品には、シンプルさにディテールへのこだわり、ポップな感じにミニマリ
ズムといった、コスチューム・ナショナルの特徴の多くが反映されている。そう思ったのです」
